ドイツ対イタリア
徹夜する価値のある試合でした。
前後半終わって0:0。延長に入ってすぐイタリアが立て続けにチャンスを作ります。ジラルディーノの強いドリブルからの反転シュートはポストに。ガットゥーゾのミドルはバーに阻まれます。これはドイツがものにしちゃうかなと思ったんですが、両者のディフェンス陣とも譲らずきっちり攻撃を跳ね返し続けます。レーマンもブッフォンもファインセーブ連発で見ごたえ満点です。
延長後半も残りわずか。このままPK戦かな?PKで決まる試合はあまり好きじゃないけどこの試合は見る価値あったなーとか、PKだとドイツかなとか考えていると最後にドラマが待っていました。
ペナルティーエリア付近でピルロがノールックパス。それをグロッソがゴール左隅へ叩き込む。レーマンの手をかすめるようなシュートでした。その状況でも諦めないのがゲルマン魂。ドイツも同点に追いつこうと必死の形相なのですが、カンナバーロがボールを奪い速攻。ジラルディーノがキープして、左サイドのデルピエロにラストパス。それをデルピエロが綺麗にゴール右隅にシュート。さすがのゲルマン魂も崩れ落ちる。
いやあ、とても見ごたえのある試合でした。興奮して眠れません。この堅守にして豪華なアタッカー陣のイタリアとジダンのために一致団結しているフランス、デコとコスティーニャが戻ってくるポルトガルの勝者とが決勝で当たるわけですよ。見逃せません。しばらく寝不足が続きそうです。