宗教国家アメリカ

産経ニュース

 この記事を読んだ最初の感想は、最近のアメリカの非寛容の精神が表れている事件だなというものでした。でも、試しに「アメリカ」「宗教」で検索してみたところ、アメリカの宗教国家っぷりを表すエピソードが引っかかること引っかかること。ブッシュ政権がらみの色々な出来事で、アメリカって意外に宗教色が強いんだなとは思っていましたが予想以上に宗教色が強い国で驚きました。

・合衆国忠誠の誓い(小中学生が日々暗唱する。昔の教育勅語みたいなもの?)に「神の下のひとつの国」という表現が1954年に付け加えられた。(最初からあったならともかく、付け加えたというのが意外です。)

・大統領就任のときに牧師が出てくる。就任の宣誓で聖書に手をあてる。

アメリカ独立をモーゼの出エジプトとなぞらえる表現が頻出する。

などなどです。アメリカって私が思っていたより宗教的な国なんだと気付きました。これからはアメリカについて考えるときは宗教という視点も持とうと思います。